これは読みやすい？

教えて
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最高ランク : 1 , 更新： 2021/06/26 6:11:07

ある小説を書いている者です。
改行が多いなあと思い、3行程度の塊を作るなど工夫したのですが、
果たして読みやすいのかどうかよくわからず…

コピペしておきます
元の書き方
ナイトレイブンカレッジ、通称NRC。

生粋の男子校であるこの学園には8つの寮があるが、、

今宵はその中の一つ、ポムフィオーレ寮のとある寮生の話をしよう。

俺はカタリヤだ。ある奴から頼まれてな、お前らにこうやって話してんだ。

俺って言ってるがしっかりした女教師だからな。

まあ、俺の話はここらで終わらせて。

あれは去年の入学式だったな。

新しく入学してきた野郎どもは名門校の荘厳に目を輝かせていた。

順調に寮分けが進んでいって、寮分け待ちの生徒は残り一人だけになったんだ。

学園長がそいつを鏡の前に誘導させようとして肩に手を添えようとしたんだが、

なんとまあそいつは目にも留まらぬ速さで飛びのいたんだ。

そのあと、か細い声で「……触るな」ってよ。

学園長はもちろん、みんな押し黙っちまってなあ。

俺もその場にいたんだが、その発言で部屋の気温が3度くらい下がった気がしたぜ。

結局その生徒は闇の鏡に向かってゆっくり歩んでいって寮分けをしたんだが、

歩いているときの姿が妙に引き付けられるようだった。

あと衝撃だったのは……

鼻をさすようなにおいがしたことだな。

香水くせえとか、風呂入ってねえとか、そういう類のものではなくて、

……なにかの薬品のようなにおい。

エレメンタリーで扱う薬品の匂いがかすかにした。

それを吸い込んだ一部の奴らは顔が真っ青になって、保健室に運び込まれていったな

俺もかなりぎりぎりだったがなんとか、な。

闇の鏡のまえであいつは、「アリユ」ってファーストネームだけ答えやがった。

なんつう寡黙で不愛想な奴だ、って思ったな、懐かしい。

そのあと鏡に「汝の顔を見せよ」って言われて、意外にもそいつはすぐにローブを取って素顔をさらした。

刹那、俺たちは心臓が凍る感覚を味わうことになった…

ローブの束縛を解かれたパールグレイの髪が、ゆっくりと空中に舞い、

放物線を描くように彼の胸元に落ちた。

ずっと目を伏せていた彼が急に瞼を開き、

エバーグリーンの瞳がじっと闇の鏡を見据えていた。

とてもじゃないが男には見えなかった。…まあ男じゃないんだが

誰もがその魅力に引き付けられていた

息を忘れるかのようだった

それはあまりにも甘美で、あまりにも毒々しくて

いっそ死.んでしまいたいほど恥らしかった

そんな彼がポムフィオーレに抜擢されるのは自然の摂理だった

もはやこれだけでは彼を、彼女を語り切れない

アリユは不思議な人物だ

改変後
『いい、アリユ。陛下のご命令は必ず果たすのよ』

『なんで？』

『愛してくれるからよ』

『わたし、おかあさまがいるからいいもん！』

『うふふ、それは嬉しいわ……でもね、アリユ』

『？』

『わたしはもうじき、お空の国に旅立ってしまうの』

『え？……おかあさま、しんじゃうの？だめ！ずっといっしょにいたいよお！』

『おとなになったらいっしょにはなよめしゅぎょうするって、やくそくしたよ』

『ごめんなさい…でも、陛下の言うことを聞いていれば、また会えるから』

『ほんと…？』

『うん、だからお母様がいなくてもいい子でいてね』

約束よ。

――――――――――――幼き頃の、懐かしい思い出


「…ん、」
なにか酷く懐かしい夢を見ていた気がする。
うっすらと目を開けると、紫の天蓋が映った。
あくびをしながらむくりと起き上がる。

くらくらする。まるで二日酔いみたいに…。
あの夢を見た日はいつも決まってこうだ。
汗をびっしょりかいたわけでもないのに、ぐったりと疲れが押し寄せる。

「あ”あ～」
目頭を右手で揉み、大きく伸びてその勢いのままボスッと音を立ててベッドに倒れこむ。
もうなにもやる気が起きない。

ちぇ、宿題できると思ったのになあ。
しょうがないか、とあきらめ、寝間着を脱ぎ捨てて制服に着替える。

脱ぎ捨てた寝間着とシーツを捨てに部屋を出る。

普通ならば使い切りなわけがないのだが、いかんせん私は高濃度の毒が廻っている状態。つまり、身にまとうものでさえ動植物を滅亡させる力を持っているのだ。

ほんと、非常に厄介なペナルティだ。

このせいで可愛い寝間着も買えない。
私だってなりたくてこんな人生歩んでるわけじゃない。

今だってこうして大きなシーツと寝間着抱えて庭園を歩いているが、幾度となく奇異の目を向けられている。

ああほんと、うざいわね。
暇なのかしら。

じろじろ見られるのが心地悪くて、小走りで焼却炉に向かっていく。

ギィ…と油の切れた蓋を上げて、火おこしをする。

パチパチと火花を散らし燃え移る炎をじっと見ていると、なんだか雑念が洗い流されていくようだ。
そのまま私の毒も洗い流せたら…なんて、馬鹿なことを思うくらいに疲労困憊であった。

そのうちに火の用意が終わったので、よっこいせとシーツ、枕、布団、寝間着を順序良く炉の中に敷き詰めていく。今朝読み終わった新聞紙も忘れずに入れておく。

回答のご協力お願いいたします。

桜峰瑠璃＠元Yellow‐あんみつ

回答 2

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改変後の方が読みやすいと私は思いました。
ただ、比較対象の文が全くの別物で判断しづらいので、比較前後の文章は同じもの、せめて同一人物の目線のものにしていただきたかったです。

文章は最後の句点、話の一区切りまで繋げたほうが、まとまっていてすっきりして見えましたね。
読点や一文ごとに改行されると、全体的に間延びして、衝撃や展開の勢いが伝わりにくいように見受けられました。


出過ぎた真似をしますが、幼児言葉の『おとな〜したよ』部分に読みづらさ、突っかかりを感じたので、読点を増やされると、より読みやすいものになるのではないでしょうか。

野々花絢萌
2021/06/22 22:22:10 違反報告 リンク

回答失礼いたします。
細々ともの書きをしている者です。

個人的ですが改変前の方が読みやすかったです。
ネットだと詰め詰めだと読みにくい場合がある、と以前に別の方からアドバイスを私自身いただいた経験があるためです。
あまり改行し過ぎだと逆に読みにくいことがありますが、改変前は全然気になりませんでしたので。

文にメリハリを付けるのであれば改変後の数行纏めて書く方がいいかもしれません。
結果的に桜峰瑠璃@Yellow-あんみつ様が良いと思った方を採用されるべきかと思われます。

翔べないペンギン
2021/06/26 6:11:07 違反報告 リンク

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